素人トレーダーの投資日記

素人投資家のドル円・ユーロドル他、投資方法をお伝え中

2019年8月のポンド円との死闘記録 9月の決済までのトレード状況をまとめました

こんにちは、素人トレーダーのmasaです。

 

前回のブログ執筆からだいぶ時間が経ってしまい、久々のブログ記事更新となってしまいました。申し訳ありません。(;´∀`)

 

foreign-exchenge.hatenablog.com

その理由の一つは、8月のポンド円トレード。もう、1か月間チャートから目が離せなくなってしまい、ブログを執筆する余裕もなくなってしまうようなトレードをしてしまいました。

 

9月の第1週になり、ようやく地獄のようなポンド円トレードから解放されました。

 

今回はその1か月を振り返り、反省点と学べた点、そして今後のトレードの方針についてまとめていきたいと思います。

 

 

  

8月第1週のポンド円 ついに130円台を割る

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8月第1週のポンド円。(チャートは週明けの8月5日の4時間足となっています)

 

7月末のFOMC後、再びの下落を継続していました。129円割れ。

この時の心境としては

  • マジでどこまでも下落するかも…
  • 変動の幅が大きすぎて、ついていけない…

といった感じでした。ポンド円のトレードはこれで2回目でしたが、ここまで大きく変動するとは思ってもいなかったので、かなり焦っていたのを覚えています。

 

チャートを見てもわかりますが、7月末の133円付近で、明らかにポジションの持ちすぎです。

 

ほとんど同じポイントで、同日のうちに追加で買いエントリーしてしまっている。

 

そして、含み損もかなり膨らんできていて、どうにか対処しなければ強制ロスカットもありうるかもしれない状況になっていました。

 

8月第2週のポンド円 お盆の薄商いに、126円台突入

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8月第2週に入ります。(チャートは8月9日の4時間足)

 

日本のこの時期はお盆。市場は薄商いとなるのですが、祝日「山の日」の朝に、さらなる下落が起こりました。

 

一時、127円を割れ、126円台突入。

 

この時、本当に強制ロスカットを覚悟しました。「これはもう、無理かもしれない…」 

 

しかし、その後127円台に回復。しかし、予断を許さない状況であることには変わりませんでした。

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8月12日(山の日)の4時間足チャート。一時127円を割れる。

何とかそれ以上の下落は免れましたが、それまで損切をいくつか行いポジション整理をせざるを得ない状況でした。

しかも、追加資金を投入するにも日本は祝日であるため、銀行送金は翌日以降。

最悪の週明けでしたね。

 

翌日の8月10日には、これまでトレードで得られた利益を口座に入金し、余力を持った状態でトレードに臨みました。

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8月13日(火)の4時間足チャート。一時2円以上の上昇を見せる

すると、日本時間の夜10時ごろに、大きな値動きが。

 

一時2円以上上昇するという、すさまじい変動。原因は「アメリカの対中国貿易関税の一部延期」というニュースによるものでした。

 

ほっと一息。

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8月16日の4時間足チャート。安値切り上げ、高値更新の上昇トレンドか?

その後はいったんの下落(利益確定の動き)を見せたものの、安値切り上げ、高値更新の上昇トレンドを4時間足レベルで見せていたので、「なんとか行けるかも…」と感じていました。

しかし、ポンド円のトレードは、そんなに甘くないことをこれから思い知らされることになります。

 

8月第3週のポンド円 状況は好転、一時130円台回復

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8月22日の4時間足チャート。まだダウの上昇トレンドが崩れていない

8月第3週のトレード状況。 

 

ポジション整理をしつつも、4時間足で依然として安値切り上げ、高値更新を続けていたので、気持ちもかなり楽になっていました。

 

ただ、130円から上値がかなり重い印象を受けていました。

 

この時の上昇はポンドドルの反発と、ドル円の上昇によるものですが、依然として円高懸念が払しょくされない状況でしたから、ここから一気に132円まで、といった考えはなく、

 

値動きに一喜一憂。

 

そして、全ポジション指値ポイントを132円に設定。

 

8月第4週のポンド円 上値が重く、雲行きが怪しくなる

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8月27日の4時間足チャート。上値が重く、高値を切り下げる状況に。

8月第4週に入ります。

 

4時間足チャートに見られるように、上値が徐々に重くなりつつなってきていることがわかります。

 

この辺りから、もう一度下落することを予期していました。

 

そして、平均レートを計算し、全ポジション指値設定を131.6に変更。

 

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8月30日の4時間足。三角持ち合い、厄介なチャート形状に。

こちら8月30日の4時間足チャート。高値は切り下げられ、安値の更新も徐々に幅を小さくしつつある状態。

これは本当に嫌な予感がしていました。

 

 いったんの上昇も、もしかしたら帳消しされてしまうかもしれない…

 

そういった不安に襲われていました。そして、その不安は9月に入って的中することになるのです。

 

9月第1週のポンド円 絶望の淵から、一気にトレードの終焉へ

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9月4日の4時間足チャート。前日の127円割れで「強制ロスカット」を覚悟した

9月に入り、第1週のチャート。

 

月曜日から下落を開始し、9月3日には一時126円60銭をマーク。この時はさすがに、「終わった…」と思っていました。恐ろしすぎて、チャート記録を残すことさえできなかった。 まさに絶望状態。

 

この下落は、「9月2週目からの閉会前のイギリス議会の不安売り」というものでした。ジョンソン大統領の強硬姿勢が、ポンドの売りを加速させたものだと思われます。

 

しかし、9月4日には事態が急変します。イギリス議会で「ブレグジットの延期法案」が採決され、さらに「ジョンソン大統領の総選挙案」が否決。これまでのイギリス議会とジョンソン大統領の政治に対して一気に不安が和らぎ、爆裂な上昇を見せました。

 

もうこうなると、売りポジションがたまっている127円台から128円台まで、一気に踏みあげられ、ロスカットを生み、上昇が加速することが見えました。

 

そして9月5日。

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9月5日の4時間足チャート。指値ポイントに刺さり、全決済。


指値決済ポイントは変更せず131.6円。さらなる上昇を見込んでいました。

 

もしかしたら、いったん下落して次週に持ち越し、もう少し時間がかかるかも、と思っていましたが、

 

そこから一気に上昇。指値ポイントに刺さり、全決済。

 

…お疲れさまでした!

 

ホントにきつかった。1か月が長く、疲れました。

こんなにも値動きの激しく、投資家心理に影響されるポンド円は、もう二度とトレードしないことを決意。

 

 

今回のトレードをどのように今後に生かすか

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さて、今回のポンド円のトレードから学んだ点、これを今後どう生かすかについてまとめます。

 

【今回のトレードの反省点】

  • 追加エントリーしすぎ もっと落ち着いてトレードすべき
  • 逆張りの「買い」は危険が多すぎる 値ごろ感で買わない
  • ポンド円の危険性を知ったうえで、エントリーすべき 
  • ファンダメンタルの情報をもう少し仕入れるべきだった

【今後にどう生かすか】

  • ポンド円には一切エントリーしない
  • 「買い」エントリーは極力排除
  • ポジションは最大5つまで 実行レバレッジは10倍以内に抑える
  • 追加ポジションの取り方は、指値エントリーに限定する

今回のポンド円トレードから、トレードのリスク管理の大切さを改めて考えさせられました。

 

金管理と適切なポジション取りができていれば、ここまで苦しむことはなかったはずなので、今後はこの経験を活かし、ゆっくりトレードに徹します。

 

なお、これまで行い続けてきた「逆張りトレード」は継続していきたいと思います。

 

おまけ 8月のトレード報告&9月第1週のトレード報告

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ということで、今回は以上となります。

 

最後に、これまでトレードに集中し、記すことのできなかったトレード報告を簡単にまとめておきます。

 

今後も、当ブログはゆったりとしたペースで記してきたいと思いますので、よろしくお願いいたします(^^)/

 

【8月のトレード報告】

  • トレード回数 30
  • 買いトレード 13/25 勝率52%
  • 売りトレード 5/5 勝率100%
  • ポンド円 買い -380pips (ポジション整理・損切分)
  • ポンド円 売り +17.7pips
  • 獲得pips -362.3pips 
  • 資金に対する損益割合 -4.6%

 

【9月第1週のトレード報告】

  • トレード回数 33(ポンド円全決済分を含む)
  • 買いトレード 17/33 勝率51%
  • 売りトレード 0 
  • ポンド円 買い +928.3pips (ポンド円買い 全決済分)
  • ドル円 買い +14pips (雇用統計スキャルピングトレード)
  • 獲得pips +942.3pips 
  • 資金に対する損益割合 +12.24%

なお、ポンド円のトレードが終了した際に、追加で投入した資金をそのまま残し、9月から増額しました。

 

これからも淡々と逆張りトレードを継続し、毎月5%ほどの利益率を確保していきたいと思っています。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました!